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珠洲の仁江海岸ではただ一ヵ所、昔ながらの製塩法として知られる「揚げ浜式製塩法」を続けてきました 公式サイトhttps://enden.jp/ 『塩』と人間の生活は切っても切り離せない、とても身近な存在です。身近すぎて、改めて塩のことを考える機会もないのではないでしょうか。ここ能登半島では多数の製塩跡が見つかっています。 歴史と伝統あるこの地に『塩』の総合資料館が体験型施設「奥能登塩田村」としてオープンしました。 奥能登塩田村は”人と塩の関わり”をテーマとしており、館内では身近な例から塩の意外な使われ方、塩づくりの歴史、そして世界の塩の文化をわかりやすく展示してあります。 また、実際に海水から塩づくりを体験してもらい、自分だけのオリジナルの塩を作ることもできます。 ”塩ってなんだろう”とゆっくりと考え、体験を楽しんでください。 |
体験塩田で、塩づくりに挑戦! ここ奥能登塩田村では昔ながらの揚げ浜式の塩づくりを体験することができます。 海水から塩ができるまで、ひとつひとつの工程を実際に確かめながら自分だけのオリジナルの塩づくりに挑戦。初めてだって、丁寧に教えてもらえるから安心です。昔の人々の苦労や知恵が実感できるでしょう。 |
身近な塩をもっと身近に感じてみませんか。 体を動かし、さわやかな汗を流して、ご家族や友達と楽しい時間を過ごしてください。 |
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体験コースの内容・時間
※団体割引 浜士体験コース(2時間コース)
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塩の役割、そして歴史。 私達が住んでいるこの地球が誕生したのはおよそ46億年前。 地球上にはやがて海ができ、その海の中の塩素とナトリウムが結びついて塩が生まれました。そして海から地球最初の生物が誕生したのです。 塩と人類との付き合いは古く、約5000年前のエジプト時代には既にその重要性を知り、塩が生活の中に取り入れられていました。塩を得ることができない所に塩を運んだ”塩の道”は世界各地に残されています。 四方を海に囲まれた日本では、海の水から塩を取り出す技術に優れていました。奈良時代には”もじお焼き”と呼ばれる原始的な方法で塩が作られていましたが、中世に入るとより多くの塩を得るため、沿岸各地に塩浜が作られました。 |
塩浜には揚げ浜・入り浜の2種類があり、能登地方では1596年揚げ浜での塩づくりが始まりました。珠洲市では、今も500年前とほとんど同じ方法で、塩が作られています。 また,潮の満ち引きを利用して海水を自動的に浜に引き入れる入り浜式は、その地形や気象条件が最も適した瀬戸内地方で江戸時代から盛んに行われ、昭和のはじめ頃まで塩づくりの中心でした。 古くから色々な方法で作られてきた塩、この塩の不思議な性質は調味料や保存料としてだけでなく、私達の身の回りのあらゆる所に利用されています。 塩と人類との関係はこれからも変わることなく続くでしょう。塩は地球から人類へのすばらしい贈り物なのかもしれません。 |
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○「揚げ浜塩」の販売もしております。下記連絡先までお問合せください。 ◆奥能登揚げ浜塩 ・小袋(100g) 600円(税込) 〜各種取り揃え ◆天然にがり ・100ml入り 400円(税込) ・500ml入り 1,100円(税込) |
物産販売コーナー | ||
営業時間:9:00〜17:00 揚げ浜塩、海産物加工品、珠洲焼、塩スイーツ |
、地酒、等 |
■問合わせ先 道の駅すず塩田村 (株)奥能登塩田村 〒927-1325 石川県珠洲市清水町1-58-1 電話 0768-87-2040 FAX 0768-87-2032 オンラインショップ 三人官女によるプログ |
■利用のご案内 開館時間 揚浜館 午前9時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで) 塩づくり体験 午後1時30分〜午後3時30分 所要時間120分 (期間は5月1日〜9月30日) 休館日…通年営業です(年末年始も開館しています) 入館料…大人100円/小・中学生50円 塩づくり体験…1人500円〜3,500円 (期間は5月〜9月<要予約>) |